WORKFLOW_GUIDE.md
# Workflow Guide(タスク別ワークフロー) ## 概要 Claude Chatでの構想・設計タスクごとのワークフローガイドです。 各ワークフローはITF 6つの問いを基盤としています。 --- ## ワークフロー1: 新機能の構想 **用途**: 新しい機能やサービスのアイデアを探索・設計する ### ステップ ``` 1. Q1 Context(5分) - 誰のため?(ペルソナ/MESH分析) - なぜ今?(背景・動機) - 制約は?(技術・時間・リソース) 2. Q2 Problem(10分) - 解決すべき本質的問題は? - 表面的問題と区別できているか? - 問題の構造を図示 3. Q3 Approach(15分) - 3つ以上のアプローチを列挙 - 各アプローチのトレードオフ - 選択理由を明示 4. Q4 Validation(5分) - 全体を俯瞰 - 見落としチェック - 盲点発見 5. Q5 Risk(5分) - 致命的リスクは? - 軽減策は? - Go/No-Go判断 6. Q6 Integration(5分) - 次のアクション3つ - 担当・期限 - Claude Codeへの引き継ぎ ``` ### 出力テンプレート ```markdown ## 機能構想: [機能名] ### Context - ペルソナ: - 背景: - 制約: ### Problem - 本質的問題: - 問題構造: ### Approach 選択: [アプローチ名] 理由: [なぜこれを選んだか] | アプローチ | メリット | デメリット | | ---------- | -------- | ---------- | | A | ... | ... | | B | ... | ... | | C | ... | ... | ### Validation - 俯瞰チェック: ✓ - 見落とし: [もしあれば] ### Risk - 致命的リスク: - 軽減策: ### Next Actions (Claude Codeへ) 1. [ ] ... 2. [ ] ... 3. [ ] ... ``` --- ## ワークフロー2: 重要な意思決定 **用途**: 戦略的・影響の大きい意思決定を検証する ### ステップ ``` 1. 決定事項の明確化 - 何を決めようとしているか? - 選択肢は何か? 2. TRUST Origin - この判断は独自の価値を持つか? - LLMの出力を鵜呑みにしていないか? - 「美しく見える」だけではないか? 3. TRUST Resistance - 批判的に見たらどうか? - 反対意見は何か? - 48時間後も同じ判断をするか? 4. TRUST Execution - 実行可能か? - リソースは足りるか? - 具体的な次のステップは? 5. VPF分析 - この決定はどの象限の価値を生むか? - コモディティ化のタイムラインは? 6. 最終判断 - Go / No-Go / 保留 - 保留なら:何が明らかになれば決定できるか? ``` ### 出力テンプレート ```markdown ## 意思決定: [決定事項] ### 選択肢 1. [選択肢A] 2. [選択肢B] 3. [選択肢C] ### TRUST検証 | 問い | 回答 | 懸念 | | ---------- | ---- | ---- | | Origin | ... | ... | | Resistance | ... | ... | | Execution | ... | ... | ### VPF分析 - 象限: [Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ] - コモディティ化: [期間] ### 判断 - 結論: [Go / No-Go / 保留] - 理由: - 48時間ルール適用: [Yes/No] ### Next Actions 1. [ ] ... ``` --- ## ワークフロー3: フレームワーク設計 **用途**: 新しいフレームワークや体系を設計する ### ステップ ``` 1. USM適用 - 部分と全体の関係は? - 既存体系との位置づけは? - 普遍言語で表現できるか? 2. DDM適用(Step 0から開始) Step 0: 少数派問い - この領域で最も異端とされる見解は? - 主流派が見落としている前提は? - 異分野から借用できる軸は? Step 1-5: 通常DDM - 隠れた次元(軸)は何か? - 2軸を設定し4象限を生成 - 各象限の特性を分析 3. Layer配置 - Layer 0(原理)に属するか? - Layer 1(OS)に属するか? - Layer 2(パターン)に属するか? 4. 45 Atomic Elements確認 ※ 45要素 = frameworks.yaml で管理されるフレームワークの 構成要素(A-H 8カテゴリ、各5-8要素) → /frameworks ページで確認可能 - 既存要素との関係は? - 新規要素を追加するか? - 統合・置換するか? 5. TRUST検証 - 独自の価値があるか? - 既存フレームワークと重複していないか? 6. 統合 - CLAUDE.md / frameworks.yaml への追加 - /frameworks ページへの反映 ``` ### 出力テンプレート ```markdown ## フレームワーク設計: [名称] ### 位置づけ - Layer: [0/1/2] - 関連フレームワーク: - 統合先: ### 構造 [2軸×4象限、階層、フロー等] ### 45要素との関係 - 新規追加: [あれば] - 統合: [あれば] - 影響: [既存要素への影響] ### TRUST検証 - Origin: [独自性] - Resistance: [既存との差別化] - Execution: [実装計画] ### Claude Codeへの引き継ぎ 1. [ ] frameworks.yaml更新 2. [ ] CLAUDE.md更新 3. [ ] /frameworksページ確認 ``` --- ## ワークフロー4: 問題分析・深掘り **用途**: 複雑な問題を構造化し、本質を発見する ### ステップ ``` 1. SMCP適用 - 私はどの視点から見ているか? - 見えていない視点は何か? 2. Q1-Q2 反復 - 表面的問題 vs 本質的問題 - 問題の構造を図示 - 因果関係を明らかに 3. DDM適用(少数派問いから開始) - この問題で異端とされる見解は? - 主流派が見落としている前提は? - 隠れた次元は何か? - 問題を4象限で分類 4. 含んで超える - 過去の解決策は何だったか? - それを否定せず含むとどうなるか? 5. Q4 俯瞰 - 全体像を把握 - 盲点を発見 6. Q6 統合 - 本質的問題の定義 - 次のアクション ``` ### 出力テンプレート ```markdown ## 問題分析: [問題名] ### SMCP - 私の視点: - 見えていない視点: ### 問題構造 ``` [因果関係図、フロー図等] ``` ### 隠れた次元 - 軸1: - 軸2: - 4象限分析: ### 含んで超える - 過去の解決策: - 含んで超える方向: ### 本質的問題の定義 [1-2文で明確に] ### Next Actions 1. [ ] ... ``` --- ## ワークフロー5: TIP検証(実装前チェック) **用途**: 意図→実装の翻訳品質を事前検証する ### ステップ ``` 1. C1 制約による解放 - 何を禁止すれば可能性が広がるか? - 制約なしに設計していないか? - 適切な禁止が創造性を引き出す 2. C2 結合規約の単純さ - 最小の約束事は何か? - インターフェースが複雑すぎないか? - 部品間の接続ルールは最小限に 3. C3 構造に検証を埋め込む - どうすれば間違いに気づけるか? - 事後チェックではなく構造自体に組み込む - 型システム、契約プログラミング、不変条件 4. C4 創発の余地を残す - 想定外を許容するか? - 完璧すぎる設計になっていないか? - 80%の設計、20%の余白 5. 順序確認 - C1→C2→C3→C4の順序を守ったか? - 逆順(C4から始める等)していないか? ``` ### 出力テンプレート ```markdown ## TIP検証: [機能/設計名] ### C1 制約による解放 - 禁止事項: - 解放される可能性: ### C2 結合規約の単純さ - インターフェース: - 約束事: ### C3 構造に検証を埋め込む - 検証方法: - 埋め込み箇所: ### C4 創発の余地を残す - 余白: - 想定外許容度: ### 判定 - [ ] C1→C2→C3→C4の順序を守った - [ ] 各原則を検討した → Claude Code引き継ぎ可能 ``` --- ## ワークフロー6: Claude Code連携 **用途**: 構想結果をClaude Codeに引き継ぐ ### ステップ ``` 1. 構想サマリー作成 - 30秒で理解できる要約 - 背景・問題・解決策 2. 決定事項の明示 - 何を決めたか - なぜそう決めたか - TRUST検証結果 3. 次のアクション分解 - 具体的なタスクに分解 - 優先順位をつける - 依存関係を明示 4. 引き継ぎドキュメント作成 - テンプレート形式で整理 - Claude Codeにコピペ可能に 5. 検証ポイント設定 - いつ、何を確認するか - フィードバックループ設計 ``` ### 引き継ぎテンプレート ```markdown ## Claude Code引き継ぎ: [プロジェクト/機能名] ### 構想サマリー [30秒で理解できる要約] ### 背景 (Q1) [なぜこれを作るのか] ### 問題 (Q2) [解決すべき本質的問題] ### アプローチ (Q3) [選択した解決策と理由] ### TRUST検証 - Origin: ✓ [確認内容] - Resistance: ✓ [確認内容] - Execution: ✓ [確認内容] ### タスク一覧 | # | タスク | 優先度 | 依存 | | --- | ------ | ------ | ---- | | 1 | ... | P0 | - | | 2 | ... | P1 | 1 | | 3 | ... | P1 | 1 | ### 検証ポイント - [ ] [日付]: [確認内容] - [ ] [日付]: [確認内容] ### 参考リンク - [関連ドキュメント] - [関連Issue/PR] ``` --- ## ワークフロー選択ガイド | 状況 | 推奨ワークフロー | | ---------------------------- | --------------------------------- | | 新しいアイデアを探索したい | ワークフロー1: 新機能の構想 | | 重要な判断を検証したい | ワークフロー2: 重要な意思決定 | | 新しい体系を設計したい | ワークフロー3: フレームワーク設計 | | 複雑な問題を理解したい | ワークフロー4: 問題分析・深掘り | | 実装前に翻訳品質を検証したい | ワークフロー5: TIP検証 | | 構想結果を実行に移したい | ワークフロー6: Claude Code連携 |